ゴールデンウィークからスタートしたKIHARA TOKYO 企画展「& KIHARA」2nd exhibition もいよいよ5月28日(日)まで。期間限定の展示販売となりますので、どうぞお見逃しなくご来店ください。

日本初お披露目！海外クリエイターと開発した全30作品を展示販売

海外クリエイターとのコラボレーションにより商品開発を行う「& KIHARA」プロジェクトでは、これまでに、ATELIER BINGO（フランス）、SCOUT EDITIONSs（イギリス）、Charlotte Mei（イギリス）、Amélie Fontaine（フランス）、Fanny Dreyer（ベルギー）、Jacco Bunt（オランダ）、６組のクリエイターと取り組みを行ってきました。

本展ではさらにパリのアートギャラリーに所属するクリエイターとの協働による「Yunomi Project」を含む全30作品を展示販売しています。

日本のものづくりと海外クリエイターの感性が融合

展示作品をみて、日本人とは異なる感性に驚かれる方も多いのですが「モチーフや絵柄はちょっと変わっているけれど、日本の食卓にも馴染みそうですね」と好感触。
そう感じさせるのは、日本の職人の手によるものづくりだからかもしれません。

企画展では、それぞれの作品をクリエイターごとに展示し、製造風景もパネルで紹介しています。

▲Charlotte Mei / Gosu

ロンドンを拠点とするイギリス人のイラストレーター、シャーロット・メイの作品は、彼女の原画をもとに、窯元の職人が手書きで絵付けを施したもの。どこか日本的な優しい味わいに仕上がっています。

▲Amélie Fontaine の作品（上段が 1作目のシリーズ、下段が今回販売しているKo-sometsuke）

「& KIHARA」プロジェクトとして2作目の開発を行ったフランス人イラストレーター、アメリー・フォンテーンは、1作目（柿右衛門様式にインスピレーションを得た小皿/非売品）とは、がらりと作風を変えたものづくりに挑戦しました。

▲Amélie Fontaine / Ko-sometsuke

KIHARAの定番「古染付」の生地にユーモラスなイラストを描いた湯呑みと飯碗は、今回の企画展で一番人気のシリーズです。

▲Jacco Bunt / Sometsuke Dish

「& KIHARA」プロジェクトに新規に参画したオランダのビジュアルアーティスト、ヤコ・ブントは、角小皿を絵画のフレームのようにみたて世界観を表現しました。日本の伝統的な木版画やオランダの建築などからインスピレーションを得たデザインです。

▲Fanny Dreyer / Akae

今年（2023年）2月、有田に滞在しアーティスト・イン・レジデンスを体験したベルギーのグラフィックデザイナー、ファニー・ドレイヤーは、飯碗と湯呑みを製作。動物や風景、特に山々を描くことを好み、器にも自然の中で遊ぶ子供や動物の姿がカラフルにデザインされています。

▲湯呑みプロジェクト

今回の企画展では、パリのアートギャラリー IN VAN TAIRE 所属のクリエイターと開発した作品もお披露目しています。お寿司さんの湯のみのようなビッグサイズなので、飲み物カップとしてだけでなく、カトラリースタンドにもおすすめです。

アーカイブ展示も！ SCOUT EDITIONSのブローチは購入いただけます

2021年の 1st exhibitionで紹介したATELIER BINGOの作品などアーカイブ展示もあり、「& KIHARA」プロジェクトを総括的にご覧いただける展示構成です。

有田・波佐見の窯元の協力のもとキハラが取り組むアーティスト・イン・レジデンスの紹介もぜひご覧ください。

SCOUT EDITIONSのブローチは、海外からの観光客にも人気。こけしやだるま、おにぎり、ラーメンなど、日本の伝統的な文化や工芸をリスペクトしたユニークなデザインが愛らしく、日本のお土産としてご好評いただいています。

転写ワークショップも好評開催中！

会期中実施している転写ワークショップも好評です。随時ご予約を承っておりますので、KIHARA TOKYO （TEL 03-6407-1571 / e-mail  tokyo@e-kihara.co.jp）までお問い合わせください。

転写ワークショップご予約詳細はこちら

KIHARA TOKYO 企画展
「& KIHARA」2nd exhibition

会期：2023年4月29日(土・祝)～5月28日(日) 11:00-19:00
            月曜定休(月曜日が祝日の場合は営業、翌日の火曜日が休み)
会場：KIHARA TOKYO 3F　東京都渋谷区富ヶ谷1-14-11　入場無料