有田焼の新しい魅力に出会えるショップ / 家庭画報 11月号掲載
世界文化社『家庭画報』11月号(9月30日発売)に、KIHARA TOKYO の紹介と有田HOUEN 有田四様が掲載されました。
有田焼の新しい魅力に出会えるショップ&ギャラリーが東京に誕生!ー家庭画報 《EDITOR’S REPORT》
ご紹介いただいた商品は、有田HOUEN 有田四様シリーズの中から、「金襴手古伊万里様式 鯉紋」の大皿とそば猪口。グラフィックデザイナー、永井一正さんのデザインです。
このシリーズは、伊万里・有田の系譜のひとつである金襴手古伊万里様式を踏まえながら現代の焼物を製作するという試みだ。この様式はその名が示す通り、金彩を絢爛豪華で江戸元禄のルネッサンスを彩ったバロック・ロココ的な焼物である。日本では侘び寂びといった簡素な美と歌舞伎のような豪華絢爛な世界がある。この対照的な存在が日本の美の広さであると思う。近代デザインは過剰な美を排除してきたが、私は日本が元来もってきた絢爛としたエネルギーをデザインのなかに生かそうとしてきた。様式を伝承しながらも現代の生活の中で調和しながら息づくデザインを考えてみた。(永井一正)
家庭画報 11月号
2017年9月30日発売 / 世界文化社